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高専出身者の『転職体験記』

高専卒35歳、地元へのこだわりを捨て、秋田県から茨城県へ

Information
    • 三浦 一弘 氏 / 35歳
    • 秋田工業高等専門学校 環境都市工学科 卒
      秋田工業高等専門学校 専攻科 環境システム工学専攻 修了
      一級ボイラー技士
      エネルギー管理士

①    学生時代〜就職

2008年に高専の専攻科を修了し、地元の合板製造メーカーに就職しました。当時は地元で働きたいという気持ちが強く、地元にこだわった就職活動をしていました。

地元での就職活動となると求人数自体が多くなく、結果的に専攻分野とは違った業種への就職となりました。

②    1社目

合板製造メーカーでは、工場内で使用する蒸気製造プラントでの運転管理、保守保全業務を担当しました。学生時代の専攻分野とは全く異なる職場でしたが、機械いじりが好きだった事もあり、プラントでの業務もやりがいを感じて仕事が出来ました。また、合板会社では製造工程から出る木の端材を原料にバイオマスボイラーを稼働させていたので、バイオマス燃料に関する知見も得ることが出来ました。

そんな中、東日本大震災後に再生可能エネルギーの機運が高まり、地元にも20MWh規模の木質バイオマス発電所ができることを知りました。自分自身、さらなるスキルアップができると考え、転職を決意しました。

③    2社目

前職である木質バイオマス発電所の運営会社は、産業廃棄物の焼却・発電プラントも持っており、そこでの運転管理・保守保全業務を担当することになりました。廃プラスチック、廃油、廃酸、廃アルカリ、汚泥等といった品目を焼却し、安定運転しなければならないことに加え、産廃処理施設特有のトラブル対応も経験することが出来ました。

また、2年前からは別事業所で所長として事業所のマネジメントも行ってきました。

④    転職理由

今回の転職理由としては、事業所内でのコンプライアンス違反とそれに伴う労働時間超過が大きな要因でした。私自身、事業所内で責任のある立場でしたので、改善を求めて経営陣に掛け合ってきましたが、大きな改善につながる事はありませんでした。

このような状況下で、このままここで続けていくのは困難だと判断し、今回の転職活動に至っています。

⑤    転職活動

転職活動を始めた当初は一度目と同様、地元に絞っての活動でした。また、自分に何ができるかと考えた時、プラントの運転や保守保全しかないと考え、そこに絞って転職サイトで求人案件を閲覧する日々が始まりました。

約1年間、地元に限定して求人情報を見てきましたが、なかなかいい条件の求人案件には出会えない状況でした。

⑥    こだわりを捨てる

地元での転職活動に限界を感じ、地元を離れて働かなければいけないと思い始めた時、妻から「地元を離れてもいいよ」の一言で一気に視野が広がりました。

その後、複数のエージェントとやり取りしましたが、エリートネットワークの転職カウンセラーの黒澤様と面談してからは、物凄いスピードで進展し、内定が決まりました。ワークライフバランスがとれ、技術的にも成長できる優良会社だと思っています。

⑦    最後に

今回サポートしていただいた黒澤様のお陰で、満足のいく転職活動ができ心より感謝しております。ありがとうございました。

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