高専出身者の『転職体験記』
高専卒25歳女性、スタートアップ企業から高い評価を得て転職
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- 前職
- 一部上場 大手素材メーカー 品質保証
- 現職
- 資本金100億円超のユニコーン 新素材開発ベンチャー 品質保証
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- 大野 桃香 氏 / 25歳
- 国立 群馬工業高等専門学校 物質工学科 卒
高専では、物質工学科で主に材料化学(主に、アスベストの研究)を専門に学びました。
高専へ入学する時も、あまり深く考えずに理系分野が好きだったことや、就職、国立大学への編入がしやすいことを理由に入学しましたが、就職先を決める時もあまり深く考えずに、福利厚生や給料をメインに入社する会社を決めました。
入社してからは、品質保証部に配属され、クレーム対応や不具合発生時の原因究明など、幅広く仕事をさせて頂きました。
高専の時に学んだことが直接活かせる機会というのは、正直に言うとあまりなく、入社してから学ぶことのほうが多かったですが、化学を専攻していたおかげで、仕事上で学ぶ専門的な分析や製品の物質のことなどに特に抵抗なく入り込めたと思います。
前職で設備の立ち上げなど様々な経験をさせて頂いたのですが、その中で、もっと違うことにチャレンジしてみたいと思ったことがきっかけで転職を考え始めました。
女性ですので、結婚や出産などがあると仕事上での経験を積むタイミングや転職するタイミングは早めのほうがいいかなと思ったのも転職活動を始める上での理由の1つです。
転職する上で主軸としたのは「自分が成長できる環境であるか」「色んなことにチャレンジできるか」「やりがいのある仕事ができて楽しく仕事ができそうか」です。
もともと高専卒で就活した時の主軸は福利厚生や給料ですが、もちろん大切なことではあるものの、仕事をしていく上で、それ以上に自分にとって重要視したい点として、上記3点を主軸に活動しました。
転職活動をする中で、前職では若手ながらも様々な経験をさせて頂いていたのだなぁと改めて感じました。
また、高専の存在も企業様がよく理解されており、驚きました。高専卒だとあまり需要がないのではと思っていましたが、転職ではどちらかというと今までの社会経験が重視されているとも感じましたし、高専生自体の期待値の高さも感じました。私は社会人になってから英会話に通い始めたのですが、その経験や学ぶ姿勢というのも面接の際にはプラスになったのではないかなと思います。
次の会社では、私が主軸にしていたことが叶う会社であると感じております。
前職で学んだこと、経験させて頂いたことを活かして、自分自身ももっと成長し、次の会社に貢献したいと考えております。
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