高専出身者の『転職体験記』
高専転職ガイド経由で、”高専出身者歓迎”企業にこだわり転職
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- 前職
- 東証プライム上場 住宅設備メーカーのグループ会社 金型オペレーター
- 現職
- 東証プライム上場 農機メーカーのグループ会社 水処理プラント事業 施工管理
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- 佐々木 裕 氏 / 24歳
- 函館工業高等専門学校 生産システム工学科 機械コース 卒
フォークリフト運転
クレーン(5t未満)運転
C言語
① 高専に入学しようと思った理由と実際に学んだこと、それを踏まえた就活の軸
中学生の頃から数学が得意で、理数系の学校への進学を考える中で高専祭に行った際、高専の充実した設備の中で学習したいと思い高専を受験いたしました。
高専ではものづくりのための機械系の知識を学びました。水泳部に所属していましたが、活動はそこまで多くなかったのでテストやレポートに時間を回すことができました。
就活では、高専で学んだ設計や製図などの知識を活かせる仕事に就きたいと考えておりました。
② 入社後の担当業務、高専で学んだ知識・経験との関わり
入社した会社では工場の生産ライン全体の業務を担当し、品質検査や派遣社員のマネジメントなど様々な業務を行いました。業務を通じて、フォークリフトやクレーンなど現場で使う資格を取得しました。
特に図面の見方や工場のボール盤やNCフライスなどの工作機械の扱いについて、高専でも触れていたのでそこで学んだ知識や経験を活かすことができました。
③ 転職するに至った背景
元々設備を扱ったり管理する業務を希望して入社しましたが、求人とは異なる部署に配属になり、希望していた業務ができませんでした。
4年間働いた中で、やはり当初の希望の職種で、高専で学んだ機械系の専門知識をもっと活かすことができる仕事に携わりたいと思い、転職を決断しました。
④ 転職活動におけるこだわり
高専で学んだ知識を活かせる仕事で、高専卒として明確なポジションで採用していただけるという点にこだわりました。
⑤ 転職活動を通じて気づいた点
高専自体があまり知られていないという印象を受けました。面接で高専について詳しく聞かれることもあり、転職活動では高専で学んだことの再整理や他の候補者と比べた上での強みなどの掘り下げた自己分析が大切だと感じました。
今回対応していただいた(株)エリートネットワークの転職カウンセラーの方が自分と同じ函館高専の出身だったので、高専で学んだことや卒業研究などのアピールポイント、企業選びの譲れない条件などを安心してしっかりと伝えることができました。
⑥ 次の職場への意気込み
次の職場では自分の希望した仕事ができると思うと、とても楽しみです。
中途採用ということで他の新卒入社した方々とはブランクがあり不安な気持ちもありますが、日々精進し一日も早く会社に貢献したいと思っています。
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