高専出身の転職は正社員専門のエリートネットワーク

高専出身者の『転職体験記』

電機メーカー系SIerから、電気通信事業会社のソリューション営業職へ

Information
    • 畠田 義之 氏 / 37歳
    • 東海大学付属 望洋高等学校 卒
      東海大学 電子情報学部 情報科学科 卒

①新卒での就職時の志向

大学の専攻は情報系であったが、アルバイトで接客業の楽しさを感じ、SEやプログラマーといった技術職より営業職を志望。またIT企業の法人営業として働く父に憧れ、メーカー系IT企業にソリューション営業として入社した。

②今日までの担当業務や実務経験、体得したスキル

製造業向けのアカウント営業部署(既存顧客への深耕営業)へ配属され、その後異動はなし。提案商材は、企業のITインフラ環境の構築を中心としたコミュニケーションに関する様々なシステムやサービス(具体的には、認証セキュリティシステム、ITインフラ、映像ソリューション、クラウドサービス等)を幅広く提案・提供をしていた。

営業活動としては、潜在ニーズを引き出し解決する提案、顧客との深い関係性構築、といった点に重きを置いて活動。個人の目標達成のみではなく、チーム全体の数字にも貢献することを日々意識し活動していた。

主任職に昇格後は、新人のコーチング、グループメンバーのマネジメントにもチャレンジしていた。

③転職するに至った背景

「顧客の課題を解決する営業」というポリシーを持って営業活動を行っていたが、親会社のメーカー商材を中心とした提案をせざるを得ないことや、大手顧客相手ではお客様と直接信頼関係があっても、当方の社内事情等で親会社が窓口として商流に入ることも多く、顧客本位の提案営業ができないことに歯がゆさを感じていた。

また評価基準も顧客の課題解決よりも「売れるものをどれだけ売ったか」という風潮があり、自身が営業上、最も重きを置いていた「顧客の課題を解決する営業」になることは難しいと思い、転職を決断した。

④転職活動時のこだわり、従来のこだわりを捨てた点

上述の「顧客の課題を解決する営業」というポリシーが実現できるアカウント営業というポジションを志望。前職の経験である「製造業向けITインフラ」という部分にはこだわらず、様々な業種向けの営業や、アプリケーション・ソフトウェア等も提案したいと考えた。

譲れない点として、他社のサービスを幅広く販売するのではなく、自信を持てる自社製品・自社サービスに強みを持つ企業(独立系SIerや専門性があるベンダー等)を一番に志望した。

⑤転職活動を通じての気づきや学び

1.選考の進め方について
優先度が低い(受かりやすいと考えた)企業から順に受けていたが、志望した順番と内定を頂いた順番がかみ合わず、転職活動開始1か月後には内定を全て断ってしまった、という状態に陥った。転職では志望順から受けた方がいいと学んだ。

2.IT営業としてのキャリアイメージの変化
今までは忙しさにかまけ、情報系や英語(TOEIC)等、資格取得どころか受講すら全くできていなかった。前職場ではそれが当たり前のようになっており、自身も実務で学ぶ経験が一番大事!と思い込んでいたが、転職活動を通じ、「実務で経験を積むのは当たり前のことで、その上でさらに知識の習得等を習慣化」している人達と多く出会い、自身のキャリアアップに対する準備行動が足りていないことを痛感した。
このことから、同業社でも価値観や評価、手法等が異なることを理解し、経歴として誰もが分かる「資格取得」は自身のキャリアアップに必要なものだと感じた。

3.新型コロナによる影響
今回の転職活動で一番の予想外だったのは、新型コロナの影響による選考の遅延であった。
3月までは順調だったが、4月から選考の進みが急激に遅くなり(書類選考に2週間以上、書類選考から1次面接設定まで2週間、等)3月頭に出ていた内定を辞退したことを後悔した日もあった。この状況下で、とにかく新規エントリーを切らさないことと、少しでも興味のある企業は受けてみよう、と考え、常に20社以上は応募・選考中となるように活動していた。
結果、毎日の企業調査や選考活動で、今回のような状況でも積極的かつスピーディな採用活動をする会社といった、同じ業界内でも業績や規模だけでは判断が難しい、優良企業の判別等にも役に立ったように思える。

また、4月中盤以降は面接もWEB面接が主体となり、見た目やアクション・雰囲気というアピールが通じないことで想像以上に苦戦した。
面接の最中に通信が切れる、ということも頻繁にあったが、そういう想定外の事態が起きた時の対応(すぐに緊急連絡先へTELする、等)も人となりを判別するポイントになるのだろうと、後半はWEB面接なりのテクニックを学ぶこともできた。

4.エリートネットワーク社について
ご紹介頂く求人情報に記載されている「ひとことコメント」。これが業界・市場等を深く理解した上で、わかりやすく簡潔に記載されていることにまず驚いた。
それもそのはず、初回面談の時から担当の転職カウンセラーが10年以上同業界で経験を積んでいた私と同等かそれ以上の業界知見を持っている感触を受け、こちらの経験や希望をきちんと汲み取り、全てエントリーしたくなるような求人案件を紹介して頂いていたからである。

今回、複数の転職エージェントへ転職の支援をお願いしていたが、大手では業界の深い話はかみ合わないことが多く、紹介求人も希望とマッチする確率は低かった。そのため自分で思い当たる企業を複数社から探してエントリー、という手法をとっていたが、エリートネットワーク社からは「まだまだこんないい会社もあったのか!」というような企業を紹介頂くことがほとんどで、最終的に就職を決めた企業もその中の一つであった。

⑥次の職場に賭ける意気込み・覚悟

前述の⑤でも述べた通り、今回の活動で様々な企業と触れ合うことで、同じような業界・職種であっても会社ごとに戦略や戦術、価値観等が異なることがわかったため、まずは新しい会社の価値観や戦略、戦術をしっかりと身につけることが大切だと思っている。
前職での知見等は活かすものの、戦略や手法を無理に活かそうとはせず、「与えられた仕事をその会社のルール、方法に則り実務を遂行する」をモットーに働き始めていきたい。
 
また、今回の転職活動では、過去に自身が営業として行っていた企業調査や勉強よりも、自分が働くかもしれないという観点で調査したことで、想定以上に企業・業界知識を深めることができたと考えている。転職活動中に行ったような企業勉強や資格関係の勉強、読書等を転職後も継続して行い、次の職場に活かしていきたい。

関連記事